飢餓問題の現実
食糧問題が解決しても、飢餓はなくならない。
飢餓を減らすには、人口の管理が必要になる。
ユニセフや国連が計画性もなしにワクチンを投与すれば、
病気や栄養失調で死ぬはずだった子供が餓死するのだ。
商業で、「廃棄ロス」というものがあるが、
弁当を売れる数以上に仕入れる方が、
品切れが起きないのでお客さんが満足してまた来てくれるし、
利益も最大限になるというもの。
賞味期限切れでごみ箱に捨てる弁当の赤字と、
それを避けて品ぞろえの悪い店になっていくことと、
長期的に見てどちらが本当の赤字、避けるべきことか、という問題。
人間、いやおそらくどの生き物も、人口を管理しない限りは増え続ける。
どこまで増えるだろうか?
もちろん「餓死するまで増える」のだ。
では食糧を供給すればどうなるだろうか?
再び「餓死するまで増える」のだ。
牛が増えすぎれば草を食べつくして餓死するらしい。
トラが増えすぎれば牛を食べつくして餓死するらしい。
食糧問題の解決では、餓死は減らない。
餓死者は増える。
ワクチンで病気を避ければ、餓死する。
ワクチンを贈るなというわけではない。
餓死を止めたければ食糧問題ではなく、
人口管理だというだけ。
適正な人口は人類の発展によって変化していくだろう。